欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、弱含み

 26日の欧州外国為替市場でドル円は弱含み。22時時点では136.68円と20時時点(136.90円)と比べて22銭程度のドル安水準だった。7月米個人消費支出(PCE)や7月米PCEコアデフレーターなどが予想を下回る結果となったことが伝わると売りで反応し、一時136.51円付近まで値を下げた。すぐに押し目買いが入り136.86円付近まで切り返したが、戻りは鈍かった。
 昨日は「データが好調ならば9月会合での0.75%利上げの可能性も」と発言していたボスティック米アトランタ連銀総裁がインフレ指標の結果を受けて「0.50%の利上げに傾いている」と述べたことも重しとなった模様。

 ユーロドルは強含み。22時時点では1.0032ドルと20時時点(1.0015ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ高水準だった。概ね予想を下回る米インフレ指標を受けてドル安が進むと、昨日高値の1.0033ドルを上抜けて1.0038ドルまで値を上げた。

 ユーロ円は22時時点では137.12円と20時時点(137.12円)とほぼ同水準だった。ドル相場となったため、ユーロ円自体は137円を挟んで方向感が出ていない。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:136.42円 - 137.13円
ユーロドル:0.9947ドル - 1.0038ドル
ユーロ円:136.09円 - 137.22円


(越後)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。