欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、じり高

 6日の欧州外国為替市場でドル円はじり高。22時時点では142.37円と20時時点(141.75円)と比べて62銭程度のドル高水準だった。連休明けのNY勢が買いで参入したこともあり、再び上値を試す展開に。米中・長期金利が再度上昇するなか、一時142.44円と1998年8月以来の高値を更新した。

 ユーロドルはさえない。22時時点では0.9901ドルと20時時点(0.9925ドル)と比べて0.0024ドル程度のユーロ安水準だった。米金利の上昇などを手掛かりに全般ドル買いが強まるなか、一時0.9899ドルまで本日安値を更新した。

 ユーロ円は22時時点では140.96円と20時時点(140.70円)と比べて26銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれた円売り・ユーロ買いが進み、再び141円台を回復する場面もあったが、ユーロドルが下落した影響も同時に受けたため、一方的に買いが進む展開にはなっていない。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:140.25円 - 142.44円
ユーロドル:0.9899ドル - 0.9986ドル
ユーロ円:139.56円 - 141.42円

(岩間)
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