ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円 底堅い

 12日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。4時時点では142.73円と2時時点(142.21円)と比べて52銭程度のドル高水準。2時前には142.16円近辺まで押されたが、米10年債入札が低調な結果となったことも手がかりに米長期金利が上昇すると、142.80円近辺まで切り返した。米10年債利回りは一時6月16日以来の高水準となる3.3635%まで上昇した。

 ユーロドルは小動き。4時時点では1.0118ドルと2時時点(1.0144ドル)と比べて0.0026ドル程度のユーロ安水準。米長期金利が上昇に転じ、上値が重くなるも、1.01ドル前半での小動きにとどまっている。明日に米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、一方向に大きく傾きにくい。

 ユーロ円はこう着相場が継続。4時時点では144.41円と2時時点(144.26円)と比べて15銭程度のユーロ高水準。引き続き144円前半の狭いレンジ内での上下に始終している。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.05円 - 143.50円
ユーロドル:1.0045ドル - 1.0198ドル
ユーロ円:143.39円 - 145.64円

(金)
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