ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、もみ合い

 15日のニューヨーク外国為替市場でドル円はもみ合い。24時時点では143.46円と22時時点(143.32円)と比べて14銭程度のドル高水準だった。21時30分発表の8月米小売売上高や9月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数は強弱入り混じる結果となったため、相場の反応は限られた。
 23時発表の7月米企業在庫は前月比0.6%増と市場予想通りの結果となった。

 ユーロドルももみ合い。24時時点では0.9996ドルと22時時点(1.0007ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。22時前に一時1.0018ドルと日通し高値を付けたものの、1ユーロ=1ドルのパリティ(等価)を超えた水準では戻り売りなどが出たため失速した。

 ユーロ円も方向感が出なかった。24時時点では143.41円と22時時点(143.44円)と比べて3銭程度のユーロ安水準だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.80円 - 143.80円
ユーロドル:0.9956ドル - 1.0018ドル
ユーロ円:142.57円 - 143.60円


(中村)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。