ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、伸び悩み

 19日のニューヨーク外国為替市場でドル円は伸び悩み。4時時点では143.26円と2時時点(143.23円)と比べて3銭程度のドル高水準だった。2時過ぎに再び143.20円を割り込むも、米10年債利回りが3.48%台まで上昇すると供に143.39円付近まで持ち直した。もっとも動意は薄く、一巡後は143.20円台に押し戻されている。

 ユーロドルは小動き。4時時点では1.0012ドルと2時時点(1.0012ドル)とほぼ同水準だった。1.0010ドル付近で緩慢な値動きが続いた。米金利への反応も鈍りつつある。
 他、アジア時間から地合いが弱かったNZドル/ドルは下落一服。23時過ぎにつけた2020年5月以来の安値0.5930ドルから0.5950ドル台まで買い戻された。

 ユーロ円はもみ合い。4時時点では143.43円と2時時点(143.40円)と比べて3銭程度のユーロ高水準。方向感なく143.40円台で上下した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.65円 - 143.64円
ユーロドル:0.9966ドル - 1.0029ドル
ユーロ円:142.80円 - 143.54円


(小針)
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