東京外国為替市場概況・8時 ドル円、買い先行

 22日の東京外国為替市場でドル円は買い先行。8時時点では144.38円とニューヨーク市場の終値(144.06円)と比べて32銭程度のドル高水準だった。昨日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が今後も大幅利上げを継続する方針を示し、本日の日銀金融政策決定会合では現状の緩和政策を継続するとの見方が大勢のなか、日米金融政策の方向性の違いに着目した買いが朝方から優勢となり、一時144.44円まで値を上げている。

 ユーロ円も買い先行。8時時点では142.06円とニューヨーク市場の終値(141.79円)と比べて27銭程度のユーロ高水準だった。日銀の緩和継続期待から円安が進んだ流れに沿って一時142.13円まで上昇した。また、ポンド円は162.73円、豪ドル円は95.69円までそれぞれ買われている。

 ユーロドルは8時時点では0.9838ドルとニューヨーク市場の終値(0.9837ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.99円 - 144.44円
ユーロドル:0.9837ドル - 0.9848ドル
ユーロ円:141.68円 - 142.13円


(越後)
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