東京外国為替市場概況・8時 ドル円、小安い

 4日の東京外国為替市場でドル円は小安い。8時時点では144.52円とニューヨーク市場の終値(144.55円)と比べて3銭程度のドル安水準だった。北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたと海上保安庁が発表し、首相官邸は青森県および東京都に国民保護情報を発令すると、リスクオフの円高がやや進み、一時144.45円まで下押しした。もっとも、ミサイルは日本上空を通過し太平洋に落下したことが伝わったことから売りは続かなかった。

 ユーロ円は小動き。8時時点では142.04円とニューヨーク市場の終値(142.02円)と比べて2銭程度のユーロ高水準だった。リスクセンチメントに敏感な豪ドル円は93.93円、NZドル円は82.57円まで小幅に下げたが、ユーロ円自体は142円付近で動きが鈍かった。なお、昨日のCME225先物は26595円と大阪取引所比では365円高で引けた。

 ユーロドルは8時時点では0.9829ドルとニューヨーク市場の終値(0.9826ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.45円 - 144.63円
ユーロドル:0.9819ドル - 0.9832ドル
ユーロ円:141.99円 - 142.15円


(越後)
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