東京外国為替市場概況・17時 ドル円、小高い

 6日午後の東京外国為替市場でドル円は小高い。17時時点で144.59円と15時時点(144.52円)と比べて7銭程度のドル高水準だった。時間外の米10年債利回りが3.78%台まで上昇したことをながめ、一時144.68円付近まで買いが入った。もっとも、午前につけた高値144.70円手前では伸び悩むなど、買いの勢いも持続しなかった。

 ユーロドルは下げ渋り。17時時点では0.9909ドルと15時時点(0.9922ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ安水準だった。米金利の上昇を受けて0.9893ドル付近まで弱含んだものの、その後は再び0.9920ドル台まで下げ渋り。ユーロ豪ドルなど一部ユーロクロスの上昇が相場を下支えした格好だ。

 ユーロ円は17時時点では143.27円と15時時点(143.39円)と比べて12銭程度のユーロ安水準だった。16時前に143.04円付近まで売りに押されたが、一巡後は本日高値圏まで反発。総じてユーロドルにつれた動きとなった。

 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.39円 - 144.70円
ユーロドル:0.9875ドル - 0.9927ドル
ユーロ円:142.82円 - 143.46円

(岩間)
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