東京外国為替市場概況・15時 ドル円、小幅高

 13日午後の東京外国為替市場でドル円は小幅高。15時時点では146.89円と12時時点(146.85円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。今夜発表される米9月消費者物価指数を控えて、146円台後半で動きづらい展開が続いた。鈴木財務相が「為替変動の高まりを極めて憂慮」「投機による過度な変動は容認できない」「(為替について)水準ではなくボラティリティーに注目」「投機筋が動いていれば断固たる対応を取る」などと円安を牽制したものの、市場への影響はなかった。

 ユーロドルは小幅安。15時時点では0.9696ドルと12時時点(0.9698ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。ポンドドルの下落に連れ安となり、一時0.9695ドルまでわずかに下値を広げた。

 ユーロ円は小動き。15時時点では142.43円と12時時点(142.42円)と比べて1銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルが弱含みに推移した局面で、一時142.35円までわずかに下値を広げた。

 ポンドは弱含み。ポンドドルは1.1076ドル、ポンド円は162.65円、ユーロポンドは0.8757ポンドまでポンド安が進んだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.68円 - 146.92円
ユーロドル:0.9695ドル - 0.9722ドル
ユーロ円:142.35円 - 142.66円

(山下)
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