東京外国為替市場概況・8時 ドル円、小安い

 13日の東京外国為替市場でドル円は小安い。8時時点では146.77円とニューヨーク市場の終値(146.91円)と比べて14銭程度のドル安水準だった。昨日の海外時間に買いが進んだ反動から売り先行となり、146.77円までやや値を下げた。1998年8月以来の高値水準で東京時間を迎えたこともあり、本日も通貨当局者からのけん制発言や為替介入などに注意する必要がある。

 ユーロ円も小安い。8時時点では142.48円とニューヨーク市場の終値(142.57円)と比べて9銭程度のユーロ安水準だった。ドル円と同じく昨日からの反動で売りに押され、一時142.46円まで弱含んだ。目先は本邦勢の本格参入を待つ状態だ。

 ユーロドルは小動き。8時時点では0.9707ドルとニューヨーク市場の終値(0.9703ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。前日終値付近での小動きとなった。ボウマン米連邦準備理事会(FRB)理事は「インフレが減速しなければ大幅な利上げを検討するべき」「インフレは高すぎる水準にあり、見通しは非常に不明確」などの見解を示したが、目立った反応は見られていない。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.77円 - 146.92円
ユーロドル:0.9700ドル - 0.9710ドル
ユーロ円:142.46円 - 142.58円

(岩間)
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