東京外国為替市場概況・12時 ドル円、下げ渋り

 13日の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。12時時点では146.85円とニューヨーク市場の終値(146.91円)と比べて6銭程度のドル安水準だった。時間外の米10年債利回りが3.92%まで上昇したことをながめ、146.87円付近までじわりと買いが入った。もっとも、政府・日銀による為替介入への警戒感も根強く、積極的に上値を試す展開にはなっていない。
 なお、松野官房長官は「為替動向、高い緊張感をもって注視」「為替、過度な変動には適切な対応とりたい」などの見解を示した。

 ユーロドルは小安い。12時時点では0.9698ドルとニューヨーク市場の終値(0.9703ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。米金利の上昇を手掛かりにややドル買いが強まり、一時0.9696ドルまで値を下げた。

 ユーロ円は12時時点では142.42円とニューヨーク市場の終値(142.57円)と比べて15銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの下落につれて142.40円前後まで上値を切り下げた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.68円 - 146.92円
ユーロドル:0.9696ドル - 0.9722ドル
ユーロ円:142.36円 - 142.66円

(岩間)
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