米国債市場概況・20日 10年物国債利回り、4.23%に上昇

 20日の米国債券相場で長期ゾーンは続落。表面利率2.750%の10年物国債利回りは前営業日比0.10%高い(価格は安い)4.23%で終えた。米連邦準備理事会(FRB)の大幅利上げが続くとの見方が強まる中、債券売りが優勢となった。FRB高官からタカ派的な発言が伝わったことも相場の重し。利回りは一時4.2409%前後と2008年6月以来の高水準を更新した。

(中村)
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