米国債市場概況・21日 10年物国債利回り、4.22%に低下

 21日の米国債券相場で長期ゾーンは3営業日ぶりに反発。表面利率2.750%の10年物国債利回りは前営業日比0.01%低い(価格は高い)4.22%で終えた。米連邦準備理事会(FRB)の大幅利上げが続くとの見方が強まる中、債券売りが先行。利回りは一時4.3354%前後と2007年11月以来の高水準を記録した。ただ、WSJ記事をきっかけにFRBが利上げペースを減速するとの観測が高まると、一転買い戻しが優勢となり持ち直した。利回りは一時4.19%台まで低下した。

(中村)
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