東京外国為替市場概況・17時 ユーロドル、じり安

 25日午後の東京外国為替市場でユーロドルはじり安。17時時点では0.9856ドルと15時時点(0.9869ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ安水準だった。欧州参入後にユーロポンドが0.8725ポンドまで弱含むなど、ユーロクロスの売りが重しになり17時前には0.9853ドルまでユーロドルはじり安に。独10年債利回りが低下していることも、ユーロドルの売りを誘った。
 なお、10月の独Ifo企業景況感指数は市場予想より上振れたが、市場の反応は限られた。

 ドル円はもみ合い。17時時点では148.92円と15時時点(148.92円)とほぼ同水準だった。16時過ぎには149円台まで買われる場面もあったが、依然としてドル売り介入への警戒感も強く、大きく買い上げることもできず148.90円台を中心にもみ合い。
 なお、米10年債利回りは4.16%台まで低下する場面もあったが、ドル円の反応は限られた。

 ユーロ円は頭が重い。17時時点では146.78円と15時時点(146.98円)と比べて20銭程度のユーロ高水準だった。ユーロクロスの売りが入ると、ユーロ円も146.76円まで弱含み頭が重い。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.60円 - 149.10円
ユーロドル:0.9853ドル - 0.9899ドル
ユーロ円:146.76円 - 147.41円

(松井)
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