欧州外国為替市場概況・20時 ユーロドル、買い一服

 26日の欧州外国為替市場でユーロドルは買い一服。20時時点では1.0023ドルと17時時点(1.0033ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。欧州序盤からのドル売りが継続する形で18時過ぎには一時1.0047ドルまで本日高値を伸ばした。ただ、時間外の米10年債利回りの低下が一服するとドル売りも落ち着いたため、1.00ドル台前半までやや伸び悩んだ。
 なお、ポンドドルも1.1620ドルを高値に1.15ドル台半ばまで上げ幅を縮めている。英政府が31日に予定していた中期財政計画の発表を11月17日に延期したことも嫌気されている模様。

 ドル円は下げ渋り。20時時点では147.13円と17時時点(147.09円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。ドル全面安の流れに乗って一時146.71円まで売り込まれる場面があった。ただ、米金利低下一服とともにショートカバーが入り147円台前半まで持ち直した。

 ユーロ円は20時時点では147.47円と17時時点(147.58円)と比べて11銭程度のユーロ安水準だった。ドル相場となっているため、依然としてクロス円自体は方向感が定まっていない。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:146.71円 - 148.41円
ユーロドル:0.9944ドル - 1.0047ドル
ユーロ円:147.19円 - 147.72円

(越後)
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