欧州外国為替市場概況・20時 ユーロドル、軟調

 10日の欧州外国為替市場でユーロドルは軟調。20時時点では0.9955ドルと17時時点(0.9998ドル)と比べて0.0043ドル程度のユーロ安水準だった。NY時間に10月米消費者物価指数(CPI)の発表を控えて、持ち高調整目的のドル買い戻しが優勢となった。時間外の米10年債利回りが4.11%台まで上昇したこともドル買いを誘い、一時0.9937ドルまで下押しした。

 ユーロ円も軟調。20時時点では145.80円と17時時点(146.27円)と比べて47銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの下落につれた円買い・ユーロ売りが進み、145.66円まで値を下げた。また、ユーロポンドが0.8732ポンド、ユーロ豪ドルが1.5532豪ドルまで下落するなど、他のユーロクロスも全般売りに押されている。

 ドル円は強含み。20時時点では146.44円と17時時点(146.29円)と比べて15銭程度のドル高水準だった。ドル買いの流れに沿って、一時146.59円まで本日高値を更新した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.05円 - 146.59円
ユーロドル:0.9937ドル - 1.0043ドル
ユーロ円:145.66円 - 146.75円

(岩間)
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