今日の株式見通し-小動きか 米国株は上昇も暗号資産の混乱は懸念材料
東京市場は小動きか。先週末の米国株は上昇。ダウ平均は32ドル高の33747ドルで取引を終えた。前日に大幅高となった反動で序盤は利益確定売りが優勢。しかし、300ドル超下げたところで押し目買いが入って切り返し、プラス圏を回復した。ナスダックは開始直後に下げる場面はあったが、寄り付き直後を安値に上げ幅を広げる強い動きとなった。ドル円は足元139円70銭近辺で推移している。CME225先物は円建て・ドル建てともに大証日中終値と比べて150円安の28120円で取引を終えた。
米国株の上昇は安心材料。一方、暗号資産大手のFTXトレーディングの破産が伝わっており、リスク資産への影響が懸念される。短期的には株式も換金売りの対象となりやすい。日本にとっては為替の動きが荒くなって円高が進んでいる点も、リスク資産の買いづらさを意識させる。CME225先物は下落スタートを示唆しており、きょうは米国株の上昇が好感されず下げる場面もあるかもしれない。とは言え、米国の長期金利が低下傾向にあり、米国株の動きも良くなっている。先々という点では暗号資産に向かっていた資金が株式に入る期待はあり、押し目があれば買いは入ると考える。場中、特に序盤は下押す可能性はあるが、下値は固いとみており、終値はダウ平均同様、前営業日から大きく動かないと予想する。日経平均の予想レンジは28000円-28400円
米国株の上昇は安心材料。一方、暗号資産大手のFTXトレーディングの破産が伝わっており、リスク資産への影響が懸念される。短期的には株式も換金売りの対象となりやすい。日本にとっては為替の動きが荒くなって円高が進んでいる点も、リスク資産の買いづらさを意識させる。CME225先物は下落スタートを示唆しており、きょうは米国株の上昇が好感されず下げる場面もあるかもしれない。とは言え、米国の長期金利が低下傾向にあり、米国株の動きも良くなっている。先々という点では暗号資産に向かっていた資金が株式に入る期待はあり、押し目があれば買いは入ると考える。場中、特に序盤は下押す可能性はあるが、下値は固いとみており、終値はダウ平均同様、前営業日から大きく動かないと予想する。日経平均の予想レンジは28000円-28400円