今日の株式見通し-堅調か 雇用統計を消化して米国株は上昇
東京市場は堅調か。米国株は上昇。10月雇用統計が強弱入り交じる内容で、指数は上下に振れた。非農業部門雇用者数は26.1万人増と20.0万人増程度を見込んでいた市場予想を上回った一方、失業率は9月の3.5%から3.7%に悪化した。ダウ平均は序盤に600ドル超上昇した後に急失速したが、下げに転じたところで鋭角的に切り返し、401ドル高の32403ドルで取引を終えた。ドル円は足元146円90銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて315円高の27505円、ドル建てが320円高の27510円で取引を終えた。
雇用統計を受けた米国株が上昇で終えたことから、日本株も連れ高の展開を予想する。今週は米中間選挙や米10月CPIなど注目イベントが先に控えているため、高く始まった後の上値は限られるとみる。ただ、先週金曜の日経平均はFOMC結果を受けた米国株安を警戒して400円超下げており、値ごろ感からの買いは入りやすい。決算銘柄の反応もポジティブ寄りになると期待できる中、引けまで強い基調が維持されるだろう。日経平均の予想レンジは27350円-27600円
雇用統計を受けた米国株が上昇で終えたことから、日本株も連れ高の展開を予想する。今週は米中間選挙や米10月CPIなど注目イベントが先に控えているため、高く始まった後の上値は限られるとみる。ただ、先週金曜の日経平均はFOMC結果を受けた米国株安を警戒して400円超下げており、値ごろ感からの買いは入りやすい。決算銘柄の反応もポジティブ寄りになると期待できる中、引けまで強い基調が維持されるだろう。日経平均の予想レンジは27350円-27600円