欧州外国為替市場概況・20時 ユーロドル、底堅い

 15日の欧州外国為替市場でユーロドルは底堅い。20時時点では1.0428ドルと17時時点(1.0407ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ高水準だった。時間外の米10年債利回りが3.80%台まで低下幅を拡大したことを受けてドル安が加速。ユーロドルは一時1.0437ドルと7月5日以来の高値を更新したほか、ポンドドルは1.1875ドル、豪ドル米ドルは0.6769米ドルまで上げ幅を拡大している。

 ユーロ円も底堅い。20時時点では145.17円と17時時点(145.01円)と比べて16銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルが一段と上値を伸ばしたことにつれる形で一時145.36円と昨日高値の145.24円を上抜けた。

 ドル円は20時時点では139.22円と17時時点(139.33円)と比べて11銭程度のドル安水準だった。米長期金利の低下を受けて一時139.07円まで下押しし、その後の戻りも極めて鈍い。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:139.07円 - 140.62円
ユーロドル:1.0312ドル - 1.0437ドル
ユーロ円:144.45円 - 145.36円


(越後)
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