今日の株式見通し-大幅高か パウエル議長が12月の利上げ減速可能性に言及
東京市場は大幅高か。米国株は上昇。ダウ平均は737ドル高の34589ドルと上に値幅が出た。パウエルFRB議長の講演前は軟調であったが、講演で利上げペースの減速が早ければ12月になるとの言及があったことから急上昇。3指数とも高値圏で終了した。米長期金利は急低下して、ナスダックは4%超上昇している。ドル円はドル安・円高に振れており、足元138円10銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて330円高の28370円、ドル建てが335円高の28375円で取引を終えた。
米国株が議長講演を好感して大きく上昇したこと、米長期金利も低下したことから、日本株もこの動きを素直に好感した買いが入ると予想する。特にナスダックの大幅高を受けて、ハイテク株や値がさ株の動きが良くなるだろう。日経平均はきのうまで4日続落する中でも25日線(27791円、30日時点)は割り込まなかった。テクニカル的にもここでの反発は追随買いを誘いやすい。今回の米国市場の反応を受けて、今週末に発表される米11月雇用統計に対する警戒は大きく後退する。寄り付きから節目の28000円を大きく上回ることになると思われるが、売り方の買い戻しを巻き込んで場中も強い動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは28250円-28600円
米国株が議長講演を好感して大きく上昇したこと、米長期金利も低下したことから、日本株もこの動きを素直に好感した買いが入ると予想する。特にナスダックの大幅高を受けて、ハイテク株や値がさ株の動きが良くなるだろう。日経平均はきのうまで4日続落する中でも25日線(27791円、30日時点)は割り込まなかった。テクニカル的にもここでの反発は追随買いを誘いやすい。今回の米国市場の反応を受けて、今週末に発表される米11月雇用統計に対する警戒は大きく後退する。寄り付きから節目の28000円を大きく上回ることになると思われるが、売り方の買い戻しを巻き込んで場中も強い動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは28250円-28600円