ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、下落

 9日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは下落。24時時点では1.0535ドルと22時時点(1.0556ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ安水準だった。11月米卸売物価指数(PPI)が前月比0.3%/前年同月比7.4%と予想の前月比0.2%/前年同月比7.2%を上回ったほか、食品とエネルギーを除くコア指数が前月比0.4%/前年同月比6.2%と予想の前月比0.2%/前年同月比5.9%より強い内容だったことが分かると、米長期金利の上昇とともにドル買いが先行。一時1.0507ドルと日通し安値を更新した。

 ドル円は上昇。24時時点では136.29円と22時時点(135.79円)と比べて50銭程度のドル高水準だった。予想を上回る米PPIを受けて一時136.68円付近まで買われた。ただ、アジア時間に付けた日通し高値136.88円を上抜けることは出来なかった。

 ユーロ円は下値が堅い。24時時点では143.62円と22時時点(143.35円)と比べて27銭程度のユーロ高水準。22時過ぎに一時143.17円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢となった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:135.61円 - 136.88円
ユーロドル:1.0507ドル - 1.0588ドル
ユーロ円:143.17円 - 144.47円


(中村)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。