NY為替見通し=米CPIやFOMC結果発表を明日以降に控えて様子見ムード支配的か
NYタイムは、米金利の動意をにらみつつも、明日13日発表の注目指標・11月米消費者物価指数(CPI)や、14日結果発表の米連邦公開市場委員会(FOMC)を待つムードが支配的だろう。
様子見姿勢でドル相場は動きにくいとみるが、米財務省の3年債入札や10年債入札直後の米金利の振れには多少神経質な反応を示すことになるか。ただ、明日の米CPIが弱めな結果が予想され、FOMCの利上げ幅が0.50%に縮小するとの見方が強いなかでは、金利上昇への反応は鈍くなりがちかもしれない。
市場の関心が政策金利の到達点(ターミナルレート)に移行している感も強く、足もとの金利の多少の振れがドル相場に与える影響は限られそう。0.50%の利上げ予想を大きく覆すような材料でも飛び込んでこない限り、落ち着いた相場展開に終始しやすいとみる。
・想定レンジ上限
ドル円の上値めどは、7日高値137.86円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値めどは、9日安値135.61円。
(関口)
様子見姿勢でドル相場は動きにくいとみるが、米財務省の3年債入札や10年債入札直後の米金利の振れには多少神経質な反応を示すことになるか。ただ、明日の米CPIが弱めな結果が予想され、FOMCの利上げ幅が0.50%に縮小するとの見方が強いなかでは、金利上昇への反応は鈍くなりがちかもしれない。
市場の関心が政策金利の到達点(ターミナルレート)に移行している感も強く、足もとの金利の多少の振れがドル相場に与える影響は限られそう。0.50%の利上げ予想を大きく覆すような材料でも飛び込んでこない限り、落ち着いた相場展開に終始しやすいとみる。
・想定レンジ上限
ドル円の上値めどは、7日高値137.86円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値めどは、9日安値135.61円。
(関口)