ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、弱含み

 16日のニューヨーク外国為替市場でドル円は弱含み。24時時点では136.76円と22時時点(137.04円)と比べて28銭程度のドル安水準だった。12月米製造業・サービス部門PMI速報値が予想を下回ったことが分かると、円買い・ドル売りが先行。24時前に一時136.70円と日通し安値を更新した。
 なお、低調な米指標を受けて一時は3.55%台まで上昇していた米10年債利回りは3.50%台まで上昇幅を縮めた。

 ユーロドルは強含み。24時時点では1.0643ドルと22時時点(1.0621ドル)と比べて0.0022ドル程度のユーロ高水準だった。米経済指標が予想を下回ったことでユーロ買い・ドル売りが小幅に入った。24時前に一時1.0649ドル付近まで値を上げた。
 ただ、13-14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)や15日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会など重要イベントを通過したことで、値動きは総じて緩慢。週末を控えて大きな方向感が出にくい面もあったようだ。

 ユーロ円はもみ合い。24時時点では145.56円と22時時点(145.56円)とほぼ同水準だった。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は方向感が出なかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:136.70円 - 137.89円
ユーロドル:1.0609ドル - 1.0663ドル
ユーロ円:145.46円 - 146.60円


(中村)
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