20日香港株=軟調か、米利上げ長期化で景気後退を懸念
20日の香港市場は軟調か。19日のNY株式相場は4営業日続落。年末ラリーへの期待が後退する中、利上げ長期化による景気後退(リセッション)懸念が引き続き相場の重しとなった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、テンセント(00700)やアリババ集団(09988)、HSBC(00005)や中国建設銀行(00939)などが香港終値を下回って引けており、香港株のADRにサヤ寄せすれば、ハンセン指数は前日終値を130ポイント超下回って寄り付くことになる。
一方、中国と香港の証券当局は19日、中国本土市場と香港市場との相互取引制度について、3カ月後をめどに対象銘柄を拡大する方針を発表。香港にプライマリー上場している外国企業なども対象となる見通しで、中国本土からの資金流入などを期待して買いが広がる可能性もある。また、ハンセン指数は前日に7日以来ほぼ2週間ぶりの安値を付けて終えており、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きも期待できそうだ。
一方、中国と香港の証券当局は19日、中国本土市場と香港市場との相互取引制度について、3カ月後をめどに対象銘柄を拡大する方針を発表。香港にプライマリー上場している外国企業なども対象となる見通しで、中国本土からの資金流入などを期待して買いが広がる可能性もある。また、ハンセン指数は前日に7日以来ほぼ2週間ぶりの安値を付けて終えており、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きも期待できそうだ。