欧州外国為替市場概況・20時 ユーロドル、方向感乏しい

 11日の欧州外国為替市場でユーロドルは方向感が乏しい。20時時点では1.0749ドルと17時時点(1.0747ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。16時過ぎに本日高値の1.0757ドルに面合わせする場面があったものの、一巡後は売りに押される展開となり、本日安値の1.0726ドルに面合わせした。その後は再び下値を切り上げているが、総じて狭いレンジ内での方向感を欠いた動きとなった。

 ドル円は伸び悩み。20時時点では132.49円と17時時点(132.41円)と比べて8銭程度のドル高水準だった。欧州株高などを支えに買いが進み、一時は132.75円まで本日高値を更新。ただ、その後は伸び悩む展開へと転じており、買いの勢いも長続きはしなかった。

 ユーロ円は20時時点では142.42円と17時時点(142.30円)と比べて12銭程度のユーロ高水準だった。全般に円売りが進んだ場面では一時142.51円まで上昇した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:132.07円 - 132.75円
ユーロドル:1.0726ドル - 1.0757ドル
ユーロ円:141.83円 - 142.51円

(岩間)
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