欧州外国為替市場概況・22時 ユーロドル、弱含み

 13日の欧州外国為替市場でユーロドルは弱含み。22時時点では1.0812ドルと20時時点(1.0845ドル)と比べて0.0033ドル程度のユーロ安水準だった。米10年債利回りの上昇を受けたポジション調整の売りなどで、一時1.0803ドルまで下値を広げた。
 また、ユーロスイスフランも1.0039フランまでユーロ安・フラン高が進んだ。ロシア国防省がウクライナ東部のソレダルを制圧したと発表したことが影響したか。
 
 ドルの買い戻しを受けて、ポンドドルは1.2168ドル、豪ドル/ドルは0.6931ドル、NZドル/ドルは0.6351ドルまで下値を広げた。

 ユーロ円は22時時点で弱含み。22時時点では138.97円と20時時点(139.21円)と比べて24銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの下落に連れ安となり、ダウ先物の下落を嫌気して、一時138.95円まで下値を広げた。
 ほか、ポンド円は156.45円、豪ドル円は89.12円、NZドル円は81.69円まで下値を広げた。

 ドル円は下げ渋り。22時時点では128.53円と20時時点(128.36円)と比べて17銭程度のドル高水準だった。米長期金利の上昇を眺めながら、ポジション調整の買い戻しで一時128.82円前後まで反発した。一巡後はクロス円につれて上値を切り下げている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:128.11円 - 129.43円
ユーロドル:1.0803ドル - 1.0868ドル
ユーロ円:138.95円 - 140.40円

(山下)
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