東京マーケットダイジェスト・19日 円高・株安

(19日終値:15時時点)
ドル円:1ドル=127.98円(前営業日NY終値比▲0.92円)
ユーロ円:1ユーロ=138.11円(▲1.03円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0791ドル(▲0.0003ドル)
日経平均株価:26405.23円(前営業日比▲385.89円)
東証株価指数(TOPIX):1915.62(▲19.31)
債券先物3月物:146.50円(△0.37円)
新発10年物国債利回り:0.410%(▲0.005%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:▲0.00600%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)       <発表値>     <前回発表値>
12月貿易統計(通関ベース)
季節調整前          1兆4485億円の赤字 2兆290億円の赤字・改
季節調整済          1兆7242億円の赤字 1兆7794億円の赤字・改
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債        1兆2321億円の取得超 5695億円の取得超・改
対内株式            1856億円の取得超 1992億円の処分超・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は軟調。日銀の金融政策修正に対する思惑が根強いなか、昨日の海外市場で円高が進んだ流れが東京市場に入って再開した。一時128.29円まで下げた後128.70円手前まで下げ渋ったものの、時間外の米10年債利回りが低下すると再び売り圧力が高まった。日経平均株価が下落し、クロス円が軟調に推移した影響も受けて一時127.76円まで下げ足を速めた。

・ユーロ円は売り優勢。朝方から円が全面高の展開となった。日本株安も拍車を掛け、一時137.92円まで下落した。また、ポンド円は157.57円まで下げたほか、豪ドル円は12月豪雇用統計が低調な内容だったこともあり88.12円まで大きく値を下げた。

・ユーロドルは小動き。円相場となったことでドルストレート通貨は全般おとなしく、1.08ドルを挟んだもみ合いが続いた。

・日経平均株価は3営業日ぶりに反落。昨日の米国株が軟調に推移したことにつれる形で日本株も売りが優勢となった。外国為替市場で円高・ドル安が進んだことも輸出関連株の売りを誘い、指数は一時420円超下落した。

・債券先物相場は4日続伸。小安く始まったものの、昨日の米国債券相場が大幅反発となった影響から次第に買い戻しが優勢となり、一時146.60円まで上昇した。


(越後)
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