NY為替見通し=ドル円、神経質も方向感鈍いか
ドル円は130.58円を頭に129円後半まで押し戻された。最近は130円を挟んで上下し、方向感に欠ける動きが続いている。
ドル円は神経質な動きが続くも、日米金融政策をめぐる不透明感も払しょくされていないことや、来週に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることで当面は方向感に欠ける動きが続きそうだ。市場では今後、日銀が緩和策の修正に動き、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げペースを縮小するとの見方が多いものの、日銀は今月の会合で緩和策の継続を決定し、米中銀関係者からは最近もインフレ高への警戒やインフレ高抑制への強い意志を示す発言が多く聞かれており、今後の日米金融政策をめぐる不透明感が残されている。政策関連ヘッドラインに一喜一憂する相場展開が続きそうだ。
市場は来週のFOMCで0.25%の利上げを織り込んでいる。NYタイムでは注目の米経済指標の発表も予定されておらず、米株や米長期金利の動向を睨みながらの動きで方向感は限られるか。
・想定レンジ上限
ドル円は本日これまでの高値130.58円や昨日の高値131.12円が上値めど。
・想定レンジ下限
ドル円は日足一目均衡表・転換線129.41円や23日安値129.04円が下値めど。
(金)
ドル円は神経質な動きが続くも、日米金融政策をめぐる不透明感も払しょくされていないことや、来週に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることで当面は方向感に欠ける動きが続きそうだ。市場では今後、日銀が緩和策の修正に動き、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げペースを縮小するとの見方が多いものの、日銀は今月の会合で緩和策の継続を決定し、米中銀関係者からは最近もインフレ高への警戒やインフレ高抑制への強い意志を示す発言が多く聞かれており、今後の日米金融政策をめぐる不透明感が残されている。政策関連ヘッドラインに一喜一憂する相場展開が続きそうだ。
市場は来週のFOMCで0.25%の利上げを織り込んでいる。NYタイムでは注目の米経済指標の発表も予定されておらず、米株や米長期金利の動向を睨みながらの動きで方向感は限られるか。
・想定レンジ上限
ドル円は本日これまでの高値130.58円や昨日の高値131.12円が上値めど。
・想定レンジ下限
ドル円は日足一目均衡表・転換線129.41円や23日安値129.04円が下値めど。
(金)