欧州外国為替市場概況・20時 ユーロドル、弱含み

 25日の欧州外国為替市場でユーロドルは弱含み。20時時点では1.0865ドルと17時時点(1.0881ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ安水準だった。欧米株安を背景にリスクオフの売りが先行した。欧州国債利回りの低下もユーロ売りを誘い、一時1.0863ドルまで本日安値を更新。なお、1月独Ifo企業景況感指数は市場予想に沿った結果となったため、相場への影響は限られた。

 ユーロ円は軟調。20時時点では141.23円と17時時点(141.92円)と比べて69銭程度のユーロ安水準だった。全般に株安・欧州通貨安が進んだ流れに沿って141.19円まで急ピッチで値を下げる動きとなり、一巡後も戻りは限られた。

 ドル円は20時時点では129.98円と17時時点(130.43円)と比べて45銭程度のドル安水準だった。リスク回避の円買いが進み、19時前には一時129.81円まで本日安値を更新した。もっとも、昨日安値の129.73円手前では売りも一服。対欧州通貨などでドルの買い戻しが進んだ影響もあり、その後は130円台を回復する場面も見られた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:129.81円 - 130.58円
ユーロドル:1.0863ドル - 1.0911ドル
ユーロ円:141.19円 - 142.30円

(岩間)
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