ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、頭重い
27日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは頭が重い。24時時点では1.0865ドルと22時時点(1.0866ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の上昇などを手掛かりにユーロ売り・ドル買いが先行。前日の安値1.0851ドルを下抜けて一時1.0845ドルまで値を下げた。
なお、米連邦準備理事会(FRB)が金融政策を判断するうえで重視している12月米個人消費支出(PCE)価格指数(デフレーター)で変動が激しい食品とエネルギーを除くコアデフレーターは前年比4.4%上昇と市場予想通りの結果となり、米インフレの減速が確認された。指標発表直後はドル売りが出たものの、反応は一時的だった。
ドル円は下値が堅い。24時時点では129.81円と22時時点(129.87円)と比べて6銭程度のドル安水準だった。米インフレの減速が確認されたことで一時129.56円付近まで売られたものの、アジア時間に付けた日通し安値129.50円が目先サポートとして働くと買い戻しが進んだ。米長期金利の上昇に伴う円売り・ドル買いも出て130.07円付近まで持ち直した。
米PCEの結果については「FRBの利上げペース減速を裏打ちする格好となったが、当局者らが利上げ休止を議論するには十分でない可能性が高い」との声が聞かれた。
ユーロ円は24時時点では141.06円と22時時点(141.12円)と比べて6銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの下落につれた売りが出て、23時過ぎに一時140.88円と日通し安値を更新した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:129.50円 - 130.27円
ユーロドル:1.0845ドル - 1.0900ドル
ユーロ円:140.88円 - 141.85円
(中村)
なお、米連邦準備理事会(FRB)が金融政策を判断するうえで重視している12月米個人消費支出(PCE)価格指数(デフレーター)で変動が激しい食品とエネルギーを除くコアデフレーターは前年比4.4%上昇と市場予想通りの結果となり、米インフレの減速が確認された。指標発表直後はドル売りが出たものの、反応は一時的だった。
ドル円は下値が堅い。24時時点では129.81円と22時時点(129.87円)と比べて6銭程度のドル安水準だった。米インフレの減速が確認されたことで一時129.56円付近まで売られたものの、アジア時間に付けた日通し安値129.50円が目先サポートとして働くと買い戻しが進んだ。米長期金利の上昇に伴う円売り・ドル買いも出て130.07円付近まで持ち直した。
米PCEの結果については「FRBの利上げペース減速を裏打ちする格好となったが、当局者らが利上げ休止を議論するには十分でない可能性が高い」との声が聞かれた。
ユーロ円は24時時点では141.06円と22時時点(141.12円)と比べて6銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの下落につれた売りが出て、23時過ぎに一時140.88円と日通し安値を更新した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:129.50円 - 130.27円
ユーロドル:1.0845ドル - 1.0900ドル
ユーロ円:140.88円 - 141.85円
(中村)