欧州外国為替市場概況・20時 ユーロドル、弱含み

 2日の欧州外国為替市場でユーロドルは弱含み。20時時点では1.0983ドルと17時時点(1.0993ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。欧州中央銀行(ECB)の金融政策発表をこの後に控えて持ち高調整の売りが継続。一時1.0981ドルまで本日安値を更新した。同じく英中銀(BOE)の金利発表も予定されるなかでポンドドルも1.2311ドルまで下落している。

 ドル円は底堅い。20時時点では128.90円と17時時点(128.65円)と比べて25銭程度のドル高水準だった。対欧州通貨でのドル買い戻しにつれる形で一時129.12円と本日高値を付けた。昨日安値からの戻り高値129.15円がレジスタンスとして意識されると128.80円前後まで伸び悩んだものの、時間外の米10年債利回りが上昇に転じたこともあり下値は限られている。

 ユーロ円は伸び悩み。20時時点では141.57円と17時時点(141.43円)と比べて14銭程度のユーロ高水準だった。ドル円が高値を付けたタイミングで141.93円まで上昇したが、ユーロドルが下落した影響から一巡後は上げ幅を縮めた。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:128.18円 - 129.12円
ユーロドル:1.0981ドル - 1.1033ドル
ユーロ円:141.26円 - 141.93円

(越後)
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