ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、安値から戻す

 9日のニューヨーク外国為替市場でドル円は安値から戻す。2時時点では130.98円と24時時点(130.67円)と比べ31銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りは、寄り付き前の米失業保険関連の数値悪化で3.56%台へ下振れたところから、米株が上昇してスタートするなか一時3.61%台まで持ち直した。米長期金利の動向をにらみ、ドル円は130.35円を下値に、131.17円前後まで戻した。

 ユーロドルは失速。2時時点では1.0759ドルと24時時点(1.0780ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ安水準だった。NY序盤までの米長期金利の低下を受けたドル安が一服。ユーロドルは1.0791ドルを目先の天井に、1.0744ドル前後まで下押した。

 ユーロ円はもみ合い。2時時点では140.93円と24時時点(140.87円)と比べ6銭程度のユーロ高水準だった。ドル円が戻す一方、ユーロドルが下押す動きに挟まれ、ユーロ円は方向感が出なかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:130.35円 - 131.83円
ユーロドル:1.0710ドル - 1.0791ドル
ユーロ円:140.48円 - 141.33円

(関口)
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