欧州外国為替市場概況・22時 ユーロドル、戻り鈍い

 10日の欧州外国為替市場でユーロドルは戻りが鈍い。22時時点では1.0683ドルと20時時点(1.0708ドル)と比べて0.0025ドル程度のユーロ安水準だった。19時過ぎに1.0692ドルまで下落した後、いったんは1.07ドル台を回復するなど買い戻しが入ったが、22時前には1.0681ドルまで再び売りに押された。欧米株式指数の軟調推移が続いていることもあってリスクオフの地合いになりやすく、ユーロの戻りの鈍さにつながっている。

 ドル円はもみ合い。22時時点では130.93円と20時時点(130.89円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。日銀総裁人事絡みの反応が一巡すると、131.00円を挟んだ水準でのもみ合いとなった。

 ユーロ円は22時時点では139.87円と20時時点(140.16円)と比べて29銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルと同様に上値の重さが目立ち、139.80円台まで弱含んだ。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:129.81円 - 131.88円
ユーロドル:1.0681ドル - 1.0753ドル
ユーロ円:139.56円 - 141.50円

(岩間)
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