ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、底堅い

 13日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。24時時点では132.56円と22時時点(132.43円)と比べて13銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが一時3.7531%前後と1月5日以来の高水準を記録すると円売り・ドル買いが先行。23時30分過ぎに132.87円と日通し高値を更新した。ただ、米10年債利回りが低下に転じるとやや伸び悩んだ。
 なお、ボウマン米連邦準備理事会(FRB)理事はこの日、「我々が望むほどのインフレ緩和は見られない」「インフレを2%の目標に戻すために利上げを継続する」などと発言した。

 ユーロドルはじり高。24時時点では1.0705ドルと22時時点(1.0690ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ高水準だった。欧米株価の上昇を背景にリスク・オンのドル売りが出ると一時1.0707ドルと日通し高値を更新した。

 ユーロ円はしっかり。24時時点では141.92円と22時時点(141.57円)と比べて35銭程度のユーロ高水準。欧米株高に伴うリスク・オンの円売り・ユーロ買いが出ると一時142.02円と本日高値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:131.14円 - 132.87円
ユーロドル:1.0656ドル - 1.0707ドル
ユーロ円:140.14円 - 142.02円


(中村)
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