ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、小高い

 15日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小高い。4時時点では134.29円と2時時点(134.22円)と比べて7銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが3.8203%前後までさらに上昇幅を拡大したことをながめ、ドル買いの流れが継続。一時134.36円までわずかに本日高値を更新した。

 ユーロドルはさえない。4時時点では1.0675ドルと2時時点(1.0682ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。ドル買いの流れに沿って一時1.0661ドルまで下押し。なお、ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁は「3月に50bpの利上げを実施するつもり」「物価上昇圧力は強く、基調的なインフレ率は依然として高い」などの見解を示したが、相場への影響は限られた。

 ユーロ円はもみ合い。4時時点では143.37円と2時時点(143.37円)とほぼ同水準だった。ドル円とユーロドルの影響を同時に受けたため、143.30円を挟んだ水準でのもみ合いとなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:132.55円 - 134.36円
ユーロドル:1.0661ドル - 1.0745ドル
ユーロ円:142.35円 - 143.44円

(岩間)
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