NY為替見通し=米指標がドル相場や株価へ与える影響を見定め

 NYタイムは、米経済指標の強弱をながめつつ、ドル買いの継続性を見定める局面となる。一方、米指標の強さが買いの後押しとなっても、一服感が出たところで米3連休を控えた調整の反落が強まる展開にも注意したい。

 昨日まで3日連続で強い米経済指標を後押しにドルが買われ、本日も135円台まで年初来高値を更新した。本日はNY序盤にインフレ指標の1つ1月米輸入物価指数(予想:前月比-0.2%)が発表予定。マイナス幅の縮小が予想されており、米金利やドル相場への影響が注目となる。

 NY株寄り付き後、1月米景気先行指標総合指数(予想:前月比-0.3%)も発表となる。結果が米株の動向に直結しやすい指標であるため、内容に合わせて米株が上下に振れ、センチメントの強弱がドル円やクロス円の動きを左右することになるか注視したい。


・想定レンジ上限
 ドル円の上値めどは、昨年12月19日安値135.76円。

・想定レンジ下限
 ドル円の下値めどは、昨日16日安値133.61円。

(関口)
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