ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、上値重い

 17日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値が重い。24時時点では134.59円と22時時点(134.84円)と比べて25銭程度のドル安水準だった。米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めの長期化が意識される中、20時30分過ぎに一時135.10円と昨年12月20日以来約2カ月ぶりの高値を付けたものの、135円台で上値の重さを確認すると持ち高調整目的の売りが優勢となった。米国の3連休を控えた週末とあって、ポジション調整目的の売りも出たようだ。23時30分前には134.47円付近まで下押しした。

 ユーロドルは下げ幅を縮小。24時時点では1.0641ドルと22時時点(1.0620ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ高水準だった。21時30分前に一時1.0613ドルと1月6日以来の安値を付けたものの、売り一巡後は徐々に買い戻しが進み1.0656ドル付近まで下げ渋った。週末を控えたポジション調整目的のユーロ買い・ドル売りが入った。

 ユーロ円はもみ合い。24時時点では143.23円と22時時点(143.21円)と比べて2銭程度のユーロ高水準。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は方向感が出なかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:133.94円 - 135.10円
ユーロドル:1.0613ドル - 1.0676ドル
ユーロ円:142.94円 - 143.67円

(中村)
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