22日の主な要人発言(時間は日本時間)

22日10:34 田村日銀審議委員
「現時点では金融緩和の継続が適当」
「将来いずれかのタイミングでは金融政策の枠組みや物価目標のあり方含め点検・検証が必要」
「長期金利の変動幅拡大、市場機能への影響評価にはなお時間要する」
22日14:17
「現時点で先行きの金融政策の枠組みを論じるのは時期尚早」
「大規模緩和の副作用は顕在化していない」

22日11:11 オアNZ準備銀行(RBNZ)総裁
「9-12カ月の期間でのリセッションを依然として予測している」
「需要はかなりの減速が必要」
「0.25%・0.50%・0.75%のあらゆる利上げが選択肢」
「サイクロンの影響で労働需要が増加」

22日18:42 ビルロワドガロー仏中銀総裁
「欧州中央銀行(ECB)は、毎会合での利上げを義務づけられていない」
「ECBの政策金利は、制約的な領域に達している」
「ターミナルレート(利上げの最終到達点)に関して、過度な思惑がある」
「市場はECBの追加利上げに関して、先週から過剰に反応している」
「夏の終わりまでにピーク金利に達する可能性があるが、ECBは9月までの各会合で利上げする義務を負っていない」

22日20:10 プーチン露大統領
「中国とロシアの関係は、新たな節目に達しつつある」

22日21:07 ブラード米セントルイス連銀総裁
「米国経済は、我々が想定しているよりも力強い」
「政策金利を5%以上に引き上げる必要がある」
「市場はリセッション(景気後退)に対して、過剰に警戒し過ぎている」
「2023年は、インフレを抑制できる見込みがある」

23日04:05 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
「数人の当局者が0.50%の利上げを支持」
「当局者はインフレリスクを重要なファクターとして認識」
「金融環境の緩和には、より厳格な政策が必要になる可能性」
「景気見通しへのリスクはダウンサイド」
「債務上限交渉は金融システム、経済に重大なリスクをもたらす可能性」
「労働市場の逼迫、中国の経済活動再開、ウクライナ戦争はインフレ高止まりのリスク」
「数人の当局者はより均衡したインフレリスクを認識」
「すべての当局者はインフレ目標達成のために必要なさらなる利上げに同意」
「自信を持ってインフレ率が2%に低下するまでは、制限的な金融政策が必要。そのプロセスには時間がかかる可能性が高い」
「すべての当局者は、現在の計画下でのバランスシートのさらなる縮小を支持」
「一部の当局者は2023年に景気後退の可能性が高まると見ている」
「労働市場の逼迫が続くと、インフレに上昇圧力がかかる」
「過去3カ月のインフレは緩和したものの、さらなる進展が必要」

※時間は日本時間


(中村)
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