欧州マーケットダイジェスト・24日 株安・金利上昇・円安・ドル高
(24日終値:25日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=136.45円(24日15時時点比△1.86円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=143.91円(△1.27円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0547ドル(▲0.0050ドル)
FTSE100種総合株価指数:7878.66(前営業日比▲29.06)
ドイツ株式指数(DAX):15209.74(▲265.95)
10年物英国債利回り:3.659%(△0.072%)
10年物独国債利回り:2.537%(△0.059%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値>
10-12月期独国内総生産(GDP)改定値(季節調整済)
前期比 ▲0.4% ▲0.2%
前年同期比 0.9% 1.1%
10-12月期独国内総生産(GDP)改定値(季節調整前)
前年同期比 0.3% 0.5%
3月独消費者信頼感指数(Gfk調査) ▲30.5 ▲33.8・改
2月仏消費者信頼感指数 82 83・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は上値を試す展開。日銀総裁候補の植田和男氏が衆院の所信聴取で「現在の金融政策は適切」との見解を示すと、金融緩和策の修正に対する警戒感が緩和。欧州市場に入っても円売りが出やすい地合いとなった。
NY市場に入ると、米連邦準備理事会(FRB)が金融政策を判断するうえで重視している1月米個人消費支出(PCE)価格指数(デフレーター)で変動が激しい食品とエネルギーを除くコアデフレーターが前年比4.7%上昇と予想の4.3%を上回ったことが明らかに。米インフレの再燃でFRBの利上げが続くとの観測が高まり、米金利上昇とドル買いが進んだ。3時過ぎには一時136.50円と昨年12月20日以来約2カ月ぶりの高値を更新した。
なお、米金融政策の影響を受けやすい米2年債利回りは一時4.8364%前後と2007年以来16年ぶりの高水準を付けた。
・ユーロドルは軟調。10-12月期独国内総生産(GDP)改定値が予想を下回り、速報値から下方修正されたことが分かるとユーロ売りが先行。米インフレ指標の上振れで米利上げが長期化するとの観測が高まるとドル買いが活発化し、23時30分前に一時1.0536ドルと1月6日以来の安値を更新した。
なお、金利スワップ市場では3月と5月、6月の米利上げを100%織り込んだ。
・ユーロ円はしっかり。植田氏の所信聴取を受けて、日銀による大規模な金融緩和が当面続くとの観測から円売り・ユーロ買いが優勢となった。2時30分過ぎには一時144.01円と本日高値を更新した。
日銀による大規模な金融緩和が当面続くとの観測を背景に、ユーロ円以外のクロス円も堅調だった。ポンド円は一時163.12円、NZドル円は84.14円、カナダドル円は100.25円、スイスフラン円は145.33円、南アフリカランド円は7.41円、メキシコペソ円は7.42円まで値を上げた。
・ロンドン株式相場は4日続落。買い先行で始まったものの、米インフレ指数の上振れで米国株が大幅に下落すると英株にも売りが波及したため下げに転じた。リオ・ティントやアングロ・アメリカンなど素材株が売られたほか、アストラゼネカやグラクソスミスクラインなど医薬品株が値下がりした。半面、BPやシェルなどエネルギー株は買われた。
・フランクフルト株式相場は3日ぶりに大幅反落。米インフレ指数の上振れで米利上げの長期化観測が高まると米国株相場が大幅に下落。独株にも売りが波及した。個別ではBASF(7.86%安)やボノビア(5.03%安)、インフィニオン・テクノロジーズ(3.50%安)などの下げが目立ち、ドイツ証券取引所(0.89%高)などを除く37銘柄が下落した。
・欧州債券相場は下落。米債安につれた。
(中村)
ドル・円相場:1ドル=136.45円(24日15時時点比△1.86円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=143.91円(△1.27円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0547ドル(▲0.0050ドル)
FTSE100種総合株価指数:7878.66(前営業日比▲29.06)
ドイツ株式指数(DAX):15209.74(▲265.95)
10年物英国債利回り:3.659%(△0.072%)
10年物独国債利回り:2.537%(△0.059%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値>
10-12月期独国内総生産(GDP)改定値(季節調整済)
前期比 ▲0.4% ▲0.2%
前年同期比 0.9% 1.1%
10-12月期独国内総生産(GDP)改定値(季節調整前)
前年同期比 0.3% 0.5%
3月独消費者信頼感指数(Gfk調査) ▲30.5 ▲33.8・改
2月仏消費者信頼感指数 82 83・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は上値を試す展開。日銀総裁候補の植田和男氏が衆院の所信聴取で「現在の金融政策は適切」との見解を示すと、金融緩和策の修正に対する警戒感が緩和。欧州市場に入っても円売りが出やすい地合いとなった。
NY市場に入ると、米連邦準備理事会(FRB)が金融政策を判断するうえで重視している1月米個人消費支出(PCE)価格指数(デフレーター)で変動が激しい食品とエネルギーを除くコアデフレーターが前年比4.7%上昇と予想の4.3%を上回ったことが明らかに。米インフレの再燃でFRBの利上げが続くとの観測が高まり、米金利上昇とドル買いが進んだ。3時過ぎには一時136.50円と昨年12月20日以来約2カ月ぶりの高値を更新した。
なお、米金融政策の影響を受けやすい米2年債利回りは一時4.8364%前後と2007年以来16年ぶりの高水準を付けた。
・ユーロドルは軟調。10-12月期独国内総生産(GDP)改定値が予想を下回り、速報値から下方修正されたことが分かるとユーロ売りが先行。米インフレ指標の上振れで米利上げが長期化するとの観測が高まるとドル買いが活発化し、23時30分前に一時1.0536ドルと1月6日以来の安値を更新した。
なお、金利スワップ市場では3月と5月、6月の米利上げを100%織り込んだ。
・ユーロ円はしっかり。植田氏の所信聴取を受けて、日銀による大規模な金融緩和が当面続くとの観測から円売り・ユーロ買いが優勢となった。2時30分過ぎには一時144.01円と本日高値を更新した。
日銀による大規模な金融緩和が当面続くとの観測を背景に、ユーロ円以外のクロス円も堅調だった。ポンド円は一時163.12円、NZドル円は84.14円、カナダドル円は100.25円、スイスフラン円は145.33円、南アフリカランド円は7.41円、メキシコペソ円は7.42円まで値を上げた。
・ロンドン株式相場は4日続落。買い先行で始まったものの、米インフレ指数の上振れで米国株が大幅に下落すると英株にも売りが波及したため下げに転じた。リオ・ティントやアングロ・アメリカンなど素材株が売られたほか、アストラゼネカやグラクソスミスクラインなど医薬品株が値下がりした。半面、BPやシェルなどエネルギー株は買われた。
・フランクフルト株式相場は3日ぶりに大幅反落。米インフレ指数の上振れで米利上げの長期化観測が高まると米国株相場が大幅に下落。独株にも売りが波及した。個別ではBASF(7.86%安)やボノビア(5.03%安)、インフィニオン・テクノロジーズ(3.50%安)などの下げが目立ち、ドイツ証券取引所(0.89%高)などを除く37銘柄が下落した。
・欧州債券相場は下落。米債安につれた。
(中村)