東京マーケットダイジェスト・27日 円小幅高・株まちまち
(27日終値:15時時点)
ドル円:1ドル=136.34円(前営業日NY終値比▲0.14円)
ユーロ円:1ユーロ=143.70円(▲0.14円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0539ドル(▲0.0009ドル)
日経平均株価:27423.96円(前営業日比▲29.52円)
東証株価指数(TOPIX):1992.78(△4.38)
債券先物3月物:146.46円(▲0.14円)
新発10年物国債利回り:0.500%(横ばい)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.00100%(△0.00700%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標) <発表値> <前回発表値>
12月景気動向指数改定値
先行指数 97.2 97.2
一致指数 99.1 98.9
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は小安い。9時過ぎには前週末高値の136.52円を上抜けて一時136.55円まで上昇する場面も見られたが、その後は伸び悩む展開に。前週末に大きく値を上げてきた反動から売りが出たほか、仲値前後で「国内輸出企業からの売りが観測された」との指摘もあって136.01円まで失速した。もっとも、週明け低下して始まって米10年債利回りが徐々に低下幅を縮小したこともあり、136.00円付近で下値の堅さを確認すると再び136.40円台まで切り返した。
なお、植田日銀総裁候補は参院議院運営委員会による所信聴取で「現在の日銀が行っている金融政策は適切」「今後も情勢に応じて工夫を凝らしながら金融緩和を継続することが適切」「現在の共同声明の考え方は適切であり、直ちに見直しの必要はない」などの見解を示したが、相場への影響は限られた。
・ユーロドルは上値が重い。ドル円が下落したタイミングで1.0560ドルまで上昇したものの、米金利が低下幅を縮小すると全般ドルの買い戻しが進む中で伸び悩んだ。狭いレンジ内推移が続いたが、一時1.0539ドルまで売りに押された。
・ユーロ円は小安い。9時過ぎに144.07円まで上値を伸ばしたが、その後はドル円と同じく143円台後半のレンジ内で伸び悩み、一時は143.57円まで下落する場面もあった。
・日経平均株価は反落。米金融引き締めの長期化が意識されたことで、前週末の米国株式相場が下落した流れを引き継いだ。その一方で、外国為替市場での円安進行を背景に輸出関連株には買いが入り、相場を下支え。次第に前週末終値を挟んだ狭いレンジ内で方向感が乏しくなった。
・債券先物相場は反落。前週末の米国債券相場が下落し、週明けの国内債にも売りが波及した。時間外取引で米長期金利の低下が一服したことも売りを促し、一時146円41銭まで下落する場面も見られた。
(岩間)
ドル円:1ドル=136.34円(前営業日NY終値比▲0.14円)
ユーロ円:1ユーロ=143.70円(▲0.14円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0539ドル(▲0.0009ドル)
日経平均株価:27423.96円(前営業日比▲29.52円)
東証株価指数(TOPIX):1992.78(△4.38)
債券先物3月物:146.46円(▲0.14円)
新発10年物国債利回り:0.500%(横ばい)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.00100%(△0.00700%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標) <発表値> <前回発表値>
12月景気動向指数改定値
先行指数 97.2 97.2
一致指数 99.1 98.9
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は小安い。9時過ぎには前週末高値の136.52円を上抜けて一時136.55円まで上昇する場面も見られたが、その後は伸び悩む展開に。前週末に大きく値を上げてきた反動から売りが出たほか、仲値前後で「国内輸出企業からの売りが観測された」との指摘もあって136.01円まで失速した。もっとも、週明け低下して始まって米10年債利回りが徐々に低下幅を縮小したこともあり、136.00円付近で下値の堅さを確認すると再び136.40円台まで切り返した。
なお、植田日銀総裁候補は参院議院運営委員会による所信聴取で「現在の日銀が行っている金融政策は適切」「今後も情勢に応じて工夫を凝らしながら金融緩和を継続することが適切」「現在の共同声明の考え方は適切であり、直ちに見直しの必要はない」などの見解を示したが、相場への影響は限られた。
・ユーロドルは上値が重い。ドル円が下落したタイミングで1.0560ドルまで上昇したものの、米金利が低下幅を縮小すると全般ドルの買い戻しが進む中で伸び悩んだ。狭いレンジ内推移が続いたが、一時1.0539ドルまで売りに押された。
・ユーロ円は小安い。9時過ぎに144.07円まで上値を伸ばしたが、その後はドル円と同じく143円台後半のレンジ内で伸び悩み、一時は143.57円まで下落する場面もあった。
・日経平均株価は反落。米金融引き締めの長期化が意識されたことで、前週末の米国株式相場が下落した流れを引き継いだ。その一方で、外国為替市場での円安進行を背景に輸出関連株には買いが入り、相場を下支え。次第に前週末終値を挟んだ狭いレンジ内で方向感が乏しくなった。
・債券先物相場は反落。前週末の米国債券相場が下落し、週明けの国内債にも売りが波及した。時間外取引で米長期金利の低下が一服したことも売りを促し、一時146円41銭まで下落する場面も見られた。
(岩間)