東京マーケットダイジェスト・3日 ドル小安い・株大幅高

(3日終値:15時時点)
ドル円:1ドル=136.65円(前営業日NY終値比▲0.12円)
ユーロ円:1ユーロ=144.97円(△0.03円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0609ドル(△0.0012ドル)
日経平均株価:27927.47円(前営業日比△428.60円)
東証株価指数(TOPIX):2019.52(△24.95)
債券先物3月物:146.89円(△0.26円)
新発10年物国債利回り:0.500%(横ばい)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.00100%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)       <発表値>     <前回発表値>
2月東京都区部消費者物価指数(CPI)
生鮮食品を除く総合 前年同月比    3.3%       4.3%
1月完全失業率            2.4%       2.5%
1月有効求人倍率           1.35倍     1.36倍・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は弱含み。週末を前に東京市場では持ち高調整の売りが相場を主導した。狭いレンジを上下しながらも15時過ぎには136.46円まで下押しするなど、総じて上値の重い動きとなった。

・ユーロ円は方向感がない。概ね予想通りだった2月東京都区部消費者物価指数(CPI)の発表直後に144.70円まで下げた後は145.04円まで反発したが、戻りも弱かった。

・ユーロドルは小幅高。ドル円がやや弱含むなかで相対的にドル売りに傾き、一時1.0615ドルまでじり高となった。

・日経平均株価は大幅反発。昨日の米国株が上昇した流れを引き継ぐ形で買いが先行した。ユニクロの2月既存店売上高が好調だったことでファーストリテイリングが大幅高となったことも指数を押し上げ、後場には一時460円超高まで上げ幅を拡大した。

・債券先物相場は反発。2月東京都区部CPIで13カ月ぶりの伸び鈍化を確認すると、日銀が金融政策の修正に動くとの思惑が後退し、国内債には買いが入った。日銀の国債買い入れオペは不調との声が聞かれたが買いは収まらず、一時146.92円まで上値を伸ばした。

(越後)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。