ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、売り一服

 17日のニューヨーク外国為替市場でドル円は売り一服。2時時点では132.21円と24時時点(132.07円)と比べて14銭程度のドル高水準。クレディ・スイス株は約8%下落して引け、米ファースト・リパブリック・バンク株が25%超下落しているなど、金融株を中心に欧米株が軟調な動きを見せていることで上値は限られている。もっとも、132円を割り込んでも、昨日の安値131.72円を下抜けることが出来ず売りは一服となった。

 ユーロドルは堅調。2時時点では1.0667ドルと24時時点(1.0633ドル)と比べて0.0034ドル程度のユーロ高水準だった。欧州引けを前にポジション調整の買いが入った。ユーロドルが1.0676ドルまで上値を伸ばしたほか、ポンドドルも1.2179ドルまでじり高。

 ユーロ円は買い戻し。2時時点では141.04円と24時時点(140.44円)と比べて60銭程度のユーロ高水準。ドル円の売りが一服したことや、欧州通貨が欧州引け前に買われたことでユーロ円は買い戻しが優勢となった。一時141.20円近辺まで買い戻された。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:131.82円 - 133.76円
ユーロドル:1.0608ドル - 1.0676ドル
ユーロ円:140.16円 - 142.21円

(松井)
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