ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、日通し安値更新

 17日のニューヨーク外国為替市場でドル円は日通し安値を更新。4時時点では131.66円と2時時点(132.21円)と比べて55銭程度のドル安水準。一部通信社が「ドイツ銀など少なくとも4銀行がクレディ・スイスとの取引抑制」との報道が伝わると、ドル円は徐々に上値が重くなった。4時前には昨日安値131.72円を割り込み、ストップロスを誘発し131.56円まで日通し安値を更新した。
 なお、米2年債利回りは3.82%台まで低下、米株式市場や原油先物は軟調な動きを見せるなど、リスク回避の動きが為替市場以外でも進んだ。

 ユーロドルは小高い。4時時点では1.0681ドルと2時時点(1.0667ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ高水準だった。欧州引け後は値動きが乏しかったが、対円でのドル売りに連れて1.0685ドルまで上値を広げ小高く推移。また、ポンドドルも1.2201ドルまで強含んだ。

 ユーロ円は上値が重い。4時時点では140.63円と2時時点(141.04円)と比べて41銭程度のユーロ安水準。ドル円がじり安になると、ユーロ円も上値が重くなり140.53円前後まで下押しした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:131.56円 - 133.76円
ユーロドル:1.0608ドル - 1.0685ドル
ユーロ円:140.16円 - 142.21円


(松井)
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