ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、上昇一服

 20日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上昇が一服。2時時点では131.61円と24時時点(131.75円)と比べ14銭程度のドル安水準だった。米金利の持ち直しが一巡。米10年債利回りは3.48%台、同2年債利回りは4%手前で持ち直しの動きが頭打ちとなった。一方で一時400ドル高超まで上昇したダウ平均が180ドル高付近まで上昇幅を縮小。いったんプラス圏を回復したナスダック総合がマイナス圏を押し返されるなど、米株は重い動きとなった。米金利の持ち直し一巡によるドル頭打ちと、米株の重さを受けた円買い戻しで、ドル円は一時131.37円前後へ下押した。

 ユーロドルは伸び悩み。2時時点では1.0725ドルと24時時点(1.0726ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。米株の重さを受け、リスク選好の動きがやや巻き戻され、ユーロドルは1.0707ドル前後までユーロ安・ドル高となる場面もあった。

 ユーロ円は戻り一巡。2時時点では141.16円と24時時点(141.32円)と比べ16銭程度のユーロ安水準だった。141.41円前後まで戻した後は、ドル円の下押しによる円買い戻しと、ユーロドルの伸び悩みを受け、ユーロ円は一時140.76円前後へ下振れた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:130.54円 - 132.65円
ユーロドル:1.0631ドル - 1.0731ドル
ユーロ円:138.83円 - 141.85円

(関口)
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