ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、戻り鈍い

 20日のニューヨーク外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。4時時点では131.29円と2時時点(131.61円)と比べ32銭程度のドル安水準だった。131.74円前後へ持ち直す場面もあったが、米金利の伸び悩みやさえない株価動向が重しとなり、結局131.27円前後へ下落。米10年債利回りが3.5%付近、同2年債利回りは4%手前での頭打ち状態が継続した。ダウ平均は418ドル前後まで上昇幅を広げる場面もあったが240ドル高付近へ押し戻されるなど上伸しきれなかった。

 ユーロドルはもみ合い。4時時点では1.0724ドルと2時時点(1.0725ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。対円でのドル弱含みが下支えとなっていたものの上値は伸ばせず、本日高値圏の限られたレンジで推移した。

 ユーロ円は上値が重い。4時時点では140.81円と2時時点(141.16円)と比べて35銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が押し戻された動きに影響され重く推移した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:130.54円 - 132.65円
ユーロドル:1.0631ドル - 1.0731ドル
ユーロ円:138.83円 - 141.85円

(関口)
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