ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、底堅い

 21日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは底堅い。24時時点では1.0774ドルと22時時点(1.0781ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。欧州金融機関の経営を巡る過度な懸念が和らぐ中、欧米株価が底堅く推移するとユーロ買い・ドル売りが進行。22時30分過ぎに一時1.0788ドルと2月14日以来の高値を付けた。その後は高値圏でのもみ合いとなった。

 ドル円は伸び悩み。24時時点では131.84円と22時時点(132.23円)と比べて39銭程度のドル安水準だった。21時過ぎに一時132.45円と日通し高値を付けたものの、前日の高値132.65円が目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。24時過ぎには131.79円付近まで下押しする場面があった。

 ユーロ円も伸び悩み。24時時点では142.04円と22時時点(142.56円)と比べて52銭程度のユーロ安水準。21時過ぎに一時142.79円と本日高値を付けたものの、23時30分前には141.91円付近まで押し戻された。ドル円につれた動きとなった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:131.04円 - 132.45円
ユーロドル:1.0704ドル - 1.0788ドル
ユーロ円:140.42円 - 142.79円


(中村)
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