22日の主な要人発言(時間は日本時間)

22日09:02 鈴木財務相
「様々なリスク念頭に日銀・各国当局と連携」
「各国中銀の迅速な行動を歓迎=資金供給で」
「日本経済先行き、強い警戒感をもって注視」

22日14:10 ナーゲル独連銀総裁
「インフレとの闘いはまだ終わっていない」
「物価上昇圧力が強く、経済全体に広く及んでいることに間違いはない」
「2008年のような金融危機の再来に直面しているわけではない」
23日02:03
「インフレが予想通り進展すれば、さらなる利上げが必要」

22日17:51 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁
「インフレは依然として高水準であり、堅調に推移している」
「ECBはインフレ率を目標まで押し下げなければならないし、下げるつもり」
「最近の緊張が新たなダウンサイドリスクを追加」
「さらなる引き上げを約束しているわけでも、利上げを終えているわけでもない」

22日18:44 レーン欧州中央銀行(ECB)専務理事兼チーフ・エコノミスト
「基礎的なインフレ率は時間の経過とともに緩和していくだろう」
「インフレ率の低下は賃金の伸びが今年ピークに達することが前提」

22日22:35 レーン・フィンランド中銀総裁
「ECBは金融の安定よりも物価の安定を優先する」

23日02:04 イエレン米財務長官
「破綻銀行の投資家は政府の保護を受けない」
「米国の銀行システムは健全」
23日04:26
「預金保険の適用範囲について、大幅な拡大は検討していない」

23日03:05 米連邦公開市場委員会(FOMC)声明
「最近の指標は支出と生産の緩やかな伸びを示している」
「雇用の増加はここ数カ月で回復し、堅調なペースで進んでいる。失業率は低いまま」
「インフレは引き続き高い」
「米銀行システムは健全で回復力がある」
「最近の展開により、家計や企業の信用状況が引き締まり、経済活動、雇用、インフレの重しになる可能性がある。これらの影響の程度は不明」
「委員会はインフレのリスクを非常に注視している」
「委員会は雇用最大化と長期的な2%のインフレ率の達成を目指す」
「これらの目標を支援するため、委員会はフェデラルファンド(FF)金利の目標誘導レンジを4.75-5.00%に引き上げることを決定した」
「委員会は今後の情報を注意深く監視し、金融政策への影響を評価する」
「委員会は、時間の経過とともにインフレ率を2%に戻すのに十分に制限的な金融政策姿勢を達成するため、いくぶん追加の引き締めが適切である可能性があると予想」
「目標範囲の将来の増加の程度を決定する際に、金融政策の累積的な引き締め、金融政策が経済活動とインフレに及ぼす影響の遅れ、および経済と金融の動向を考慮する」
「委員会は保有する米国債およびエージェンシーローン担保証券の削減を続ける」
「委員会はインフレ率を2%の目標に戻すことに強く取り組む」
「金融政策の適切な姿勢を評価するに当たり、委員会は今後もたらされる経済見通しに関する情報の意味を引き続き監視する」
「もしも委員会の目標の達成を妨げる可能性があるリスクが生じた場合、委員会は金融政策の姿勢を適切に調整する準備がある」
「委員会の評価は、労働市場の状況やインフレ圧力、インフレ期待、金融と世界の動向を含む幅広い情報を考慮する」
「今回の金融政策決定は全会一致」

23日03:35 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長
「FRB、財務省、FDICは以前に決定的な行動を取った」
「預金者の貯蓄は安全」
「孤立した銀行の問題は信頼を損なう可能性」
「銀行システムを安全に保つため、あらゆる手段を講じる用意」
「少数の銀行で深刻な困難が浮上」
「インフレ率は長期目標の2%を大きく上回っている」
「労働需要が供給を大幅に上回っている」
「物価安定がなければ、経済は誰のためにもならない」
「賃金の伸びは緩和の兆候を示している」
「インフレは依然として高すぎ、労働市場は逼迫」
「銀行システムは健全で回復力がある」
「この2週間に銀行界で起きた事象は経済に影響する可能性」
「2%のインフレへの道は長くて険しい」
「利上げ休止を検討も、利上げ支持に強いコンセンサス」
「利上げの意思伝達は十分、多くの銀行は対応できる」
「データは金利上昇示唆したが銀行ストレスが相殺」
「監督と規制の強化を支持する計画」
「監督規制を強化する必要があることは明らか」
「現在、米国ではディスインフレが起こっている」
「FRB当局者らは今年の利下げを見込んでいない」
「信用状況の引き締まりは利上げの代わりになる可能性」
「必要なら想定以上の利上げを実施する」

※時間は日本時間


(中村)
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