ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ユーロ円、下げ渋り

 24日のニューヨーク外国為替市場でユーロ円は下げ渋り。2時時点では140.66円と24時時点(140.24円)と比べ42銭程度のユーロ高水準だった。300ドル超まで下落が先行したダウ平均が上げに転じるなど、米株の持ち直しにともない投資家のリスク回避姿勢が和らいだ。円に戻り売りが入り、ユーロ円は140.85円前後まで円安・ユーロ高推移となった。

 ドル円も円安方向へ戻す。2時時点では130.77円と24時時点(130.46円)と比べ31銭程度のドル高水準だった。リスク回避姿勢の緩和や、米10年債利回りが3.39%台、同2年債利回りが3.78%台まで戻すなど米金利水準の持ち直しから円安・ドル高推移。130.90円付近まで円戻り売り・ドル買い戻しとなった。

 ユーロドルはもみ合い。2時時点では1.0757ドルと24時時点(1.0750ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。対円でユーロとドルがともに底堅く推移し、ユーロドルに方向性が生じにくかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:129.64円 - 130.94円
ユーロドル:1.0713ドル - 1.0839ドル
ユーロ円:139.07円 - 141.85円

(関口)
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