ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ユーロ円、買い戻し

 13日のニューヨーク外国為替市場でユーロ円は買い戻し。2時時点では142.89円と24時時点(142.38円)と比べて51銭程度のユーロ高水準。続落して始まったダウ平均が300ドル超上昇するなど、過度のリスク回避の動きが弱まり、クロス円に買い戻しが入った。ユーロ円は141.37円を底に一時143.15円付近まで戻した。もっとも、2時前にはダウ平均は再びマイナス圏に戻し、株式市場は不安定な動きを見せている。
 
 ドル円は小高い。2時時点では133.05円と24時時点(132.78円)と比べて27銭程度のドル高水準。クロス円の買いや、米中長期金利が低下幅を縮小したことに支えられ、ドル円は小高く推移。1時半前には一時133.30円台を回復する場面もあった。

 ユーロドルは堅調。2時時点では1.0739ドルと24時時点(1.0722ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ高水準だった。米国の金融危機が欧州銀行への影響は限られるとの声が多いことや、ユーロ円の買いにも支えられ、2時前には1.0742ドルまで上値を広げ堅調に推移。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:132.29円 - 135.08円
ユーロドル:1.0640ドル - 1.0737ドル
ユーロ円:141.37円 - 144.38円


(松井)
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