東京外国為替市場概況・17時 ユーロドル、上値重い

 31日午後の東京外国為替市場でユーロドルは上値が重い。17時時点では1.0885ドルと15時時点(1.0895ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。16時頃に1.09ドル台に乗せるも、一巡後は売り戻しが優勢に。伸び悩む欧米株価指数を眺めてオセアニア通貨が対ドルで軟調に推移したことにもつれ、1.0881ドルまで下押しした。
 豪ドル/ドルは0.67ドル前半から0.6673ドルまで下落し、NZドル/ドルも0.6248ドルまで売られた。

 ドル円はじり高。17時時点では133.13円と15時時点(132.97円)と比べて16銭程度のドル高水準だった。欧州勢の本格参入とともに円売りが強まり、133.24円付近まで持ち直した。その後は一旦133円割れまで垂れるも、時間外の米・中長期金利の上昇が支えとなり、再び133円前半で下値を切り上げた。

 ユーロ円は伸び悩み。17時時点では144.91円と15時時点(144.87円)と比べて4銭程度のユーロ高水準だった。現物欧州株の寄り付きに向けてユーロ買いが強まり、16時頃には戻りの高値となる145.28円まで強含んだ。ただその欧州株に売り戻しが入ると、一時144.80円台まで上値を切り下げている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:132.59円 - 133.51円
ユーロドル:1.0881ドル - 1.0926ドル
ユーロ円:144.57円 - 145.67円


(小針)
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